「DXは知っているけど・・・どうすれば良いか分からない・・・」
そう思われる経営者の方も多いでしょう。
DX推進には、現状と理想の整理に加えて、強い気持ちが必要です。
本記事では経営者に必要なDX実現の為に必要なこと3つをご紹介します。
そもそも「DXとは?」について知りたい方は、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?をご覧ください。
早速、必要なこと3つをご紹介します。
1、 現状を整理する
2、 理想の姿を描く
3、 DX推進の為の強い気持ちを持つ
まずは、現状を把握することが大切です。
5W1Hに沿って、簡単に思い返してみてください。
① 既存のシステムやIT機器について
② 問題点、不満点
例)お仕事のお話を頂いた時に、誰に振ればいいのかわからない。過去の顧客情報が各担当者任せで、社内共有できていない。社員間のコミュニケーションを活発にしたい。
現状が分かれば、次は理想の姿です。
先ほど考えた問題点や不満点がどうなれば良いか考えてみてください。
例)顧客情報を一元管理し、社内共有する。社員間の円滑なコミュニケーションにより、業務連絡だけでなく、ノウハウも伝承されている。
DXに取り組みにくい会社の状況は、皆さんお感じでしょう。
最後に、DXに取り組めていない企業にありがちな事例を紹介します。
〇将来的なリスクがあっても説明しにくい、現状は問題なく稼働しているため、誰も困っていない
→結果として問題を先送りにしてしまう。
〇IT関連費用の80%は現行ビジネスの維持・運営に割り当てられている
→戦略的なIT投資に資金・人材を割けていない。
このような状況下において最も大切なことは、気持ちです。
中でも、経営トップの気持ちの持ちようはDX推進にとって重要です。
「現状を変えたい」「現状の踏襲から脱却したい」という気持ちに加えて、「新しいものを生み出していきたい」という姿勢が、DX推進に必要です。
DXの推進は現場サイドにとって、既存のシステムや業務を変えてしまう取り組みです。その実行を担うには、強い意志と行動力が必要です。時には、現場社員の抵抗にも遭遇します。そういった時には何よりもまず、「現状を変えなければならない」という強い意志と、「自ら考え解決する」行動力が必要です。
各部署の反対を押し切ることができるのは経営トップしかいません。
DX推進を経営上の最優先課題として、リーダーシップをとって取り組んでいただければ幸いです。
DX推進に必要なことをご理解いただけましたか?
それでも、新たなデジタル技術を活用できるように既存システムを刷新するという判断をするのは、大きな決断です。
ましてや、IT関連の人材不足や知識不足でこれからのIT活用に不安がある企業様は多く存在します。
自社で悩みを抱え込まずに、ぜひ一度弊社にご相談いただければ幸いです。
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