現在、Evernoteでノートを作成すると、ノートの内容を元にEvernoteが自動で判断した関連ノートが表示されます。その表示対象には、自分のアカウントにあるノートや同僚から共有されたノートが含まれ、そのノートに関連したノートがを簡単に見つけられるという機能があります。
これから加わる「コンテキスト」という機能では、ノートを作成した時に、その内容にマッチする外部メディアの記事が自動的に表示され、手軽に確認できるという機能です。現在は英語版でのみ利用ができ、すでにウォールストリートジャーナル、ダウジョーンズなどといった新聞メディアと提携していて、それらの記事を参照したり、ときには作成中の文書へ引用できます。また引用時には、出典元へのリンクがあわせて表記される仕組みになっています。
日本語版では2015年初頭より利用開始でき、日経新聞の記事をソースとして利用できるようになるようです。現在の所、EvernoteのアカウントはBusinessまたはプレミアムなどの有料アカウントで、さらに日経新聞も電子版の会員でないとこの機能は使えない予定ですが、今後もさらなる日本メディアとの連携を進めていくようです。ユーザーはEvernoteでノートを作っているだけ、必要な情報は全てEvernoteが変わりに調べてくれる、そんな機能を目指しているようです。今後の発展に期待しましょう。
また神戸のユーシステムではEvernote Businessを経営に活かすための、Evernote経営術勉強会を開催しています。詳しくはこちら→
受付時間8:40~17:40(平日)