いつどこからどうやってアクセスしているの?ユーザーの動向を把握しよう!

ホームページを運営されている方が一番気になるのが、ホームページへアクセスしたユーザーの動向だと思います。
定期的に商品や新着情報、ブログなどを更新するとSEO対策にはなると聞いたけど、本当に集客ができているのか?お問い合わせや商品購入につながっているのか?
このようなユーザーの動向は実際のお店と違って目で確認することができないため、ホームページのコンテンツや商品の更新後は、ユーザーからのお問い合わせや購入連絡を待つだけ…という受け身の状態にはなっていませんか?
日常的に、アクセスしているユーザーはどれだけいて、いつどこからどうやって訪問しているかなど、動向を把握することが、ホームページ運営には重要なことです。
ホームページの集客やお問い合わせ、商品購入アップのためには、常にこちらからユーザーの動向をチェックし、ユーザーが必要とするコンテンツを提供するなど、ユーザーとの距離を縮める必要があります。

①ユーザーの動向を把握するためには?

ユーザーの動向を知るために欠かせないのが、「アクセス解析」です。
アクセス解析では、指定した期間中にホームページへアクセスしてきたユーザーの様々な情報を確認することができます。
様々な解析ツールがありますが、その中でも「Googleアナリティクス」というアクセス解析ツールが多くのユーザーに使用されています。
「Googleアナリティクス」を使用することで、ホームページへのアクセス数だけではなく、何時に、何日に、何曜日にアクセスが多いのかなどが分かります。
曜日や時間帯のアクセス状態を確認するだけでも、自社ホームページがどのような傾向のユーザーからのアクセスが多いのか予想することができます。
例えば、以下の図をご覧ください。

これらのグラフはそれぞれ業種が違う企業の一日を通してのセッション数(ホームページへのアクセス数)です。
朝の4時頃からお昼ごろにかけて、セッションが増加し、20時以降から徐々に減少していく傾向があります。これは日本全国、ほぼどのサイトでも同じような傾向だと思われますが、注目して頂きたい点は12時、18時、21時です。
上の図では12時の段階で大きく減少しているのに対し、下の図では一日を通して最高のセッションとなっています。
18時、21時の時点でもセッション数の差があるのがわかります。何故このような結果になるのでしょうか。
実は、上の図は企業向け製品を扱うホームページで、下の図は食品オンラインショップのホームページなのです。
ですので、企業の休憩時間である12時に片方はアクセスが下がっており、片方は休憩中に商品をチェックするユーザーが多くいたのかもしれない、と想像ができますよね。
一般向けのオンラインショップでは、企業の休憩時間や退社時間でセッション数が大きく変動することなく、ユーザーのアクセスがある傾向があります。
このように、アクセス解析を行うことで、自社サイトがどのような傾向のユーザーからアクセスされているのかを把握することが大切です。
この曜日、この時間帯に集客をしたい!と思われている期間に、ちゃんと集客ができていて、なお且つお問い合わせや購入などの結果に繋げられているかどうかを、アクセス解析を使って確認することが大切なのです。

解析をしてみると、予想しなかった時間や曜日にアクセスが多い傾向があるかもしれません。
なぜその時間、曜日にユーザーが集中しているのかを考えることによって、自社ホームページがどのようなユーザーから人気があるのかが分かるかもしれません。
そのような傾向を考えながら、情報の更新や商品の追加を行うことが重要です。
例えば、新商品の情報公開のタイミングをいつにすればより多くのユーザーに情報を伝えることができるか。
また、ユーザーアクセスが多い曜日・時間帯に在庫切れを無くし、機会損失を減らすためにはどのタイミングで商品を作り、ホームページの更新をするべきかなど。
自社ホームページへアクセスしているユーザーの傾向を知ることで、集客やお問い合わせ数の増加、商品購入の増加につながる可能性が考えられます。
自社ホームページへどれだけのユーザーの訪問があるのか、また時間帯や曜日の平均的なアクセス数を把握して、アクセスしているユーザーが、どのような動きをしているのかを知りましょう。

②ユーザーはどうやってアクセスしてくるの?

アクセス解析を使うと、ユーザーがどうやって、どんなキーワードで、どこから(ブックマーク・お気に入り、検索エンジン、他サイト、SNSなど)アクセスしているか、また、どのページに最初にアクセスしたのかも確認することができます。
よく検索をされる方だと分かると思いますが、キーワードを入れて検索をした際に、ヒットするページはトップページだけではなく、ホームページの中にある商品ページだったり、会社概要のページだったりブログページだったりしますよね。
ユーザーは様々な検索や、ブックマーク・お気に入り機能を使ってホームページへアクセスしています。
どのようなキーワード検索で、ホームページのどのページへたどり着いたのかなども「Googleアナリティクス」で解析することが可能です。
キーワード検索で意外なキーワードからホームページへたどり着いているユーザーがいたり、予想しなかったページからのアクセスが多かったりなど、解析を行って初めて気づくことがあると思います。
そうしたユーザーの行動を考慮しながら、ホームページのデザイン変更や、コンテンツの追加、登録キーワードの見直しを定期的に行っていくことが、ホームページの改善に大切なことなのです。

まとめ

新着情報や商品情報、ブログをまめに更新していても、なかなかお問い合わせや資料請求に繋がらなかったりすると、本当にホームページが集客の役割を果たせているのか・・・と心配になってしまいますよね。
是非一度アクセス解析でホームページに訪れているユーザーの傾向をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ターゲットにしているユーザーが本当にアクセスしているか、集客ができている時間帯や曜日に更新や情報公開ができているか、また、アクセスしてくるユーザーが使っているキーワードのチェックや、一番最初にアクセスされるページは、他のページとどう違っているかのチェックなど、ユーザーの動向を把握することで新たな改善案が生まれてくるかもしれません。

把握した情報を活かし、よりよいホームページへ改修し、集客やお問い合わせ、商品購入件数をアップさせましょう!
アクセス解析や、ホームページの改修など、是非ユーシステムにご相談ください!

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