最近は維持費用を安く済ませられるサービスがたくさんあり、実店舗だけでなく、インターネットでも売りたい!とお考えの企業様も多いのではないでしょうか?自社で構築するショッピングサイトはもちろん、Amazonや楽天にも出店したり、複数運用するケースも増えています。
そんな中、ショッピングサイトを始めてはみたけれど、
「なかなか売上があがらない」
「施策はいろいろあると思うけど、何から始めれないいかわからない」
というご相談をいただくことが多々あります。
確かにショッピングサイトは手軽に運用できる方法がたくさんあり、初期費用もかからないし作ってみようかな、という程度で始めることも可能です。
しかし、運用開始すれば自然とお客様が来てくれて、毎日100件ずつ購入してくれる、というようなことは残念ながらありません。実店舗と同じように手間がかかりますし、新規客はもちろんリピーターを増やしていくことで売り上げが上がっていくものです。
今回はショッピングサイトで購買数をアップするために、やるべきこと7つをご紹介したいと思います。意外と基本的なところが出来ていない、なんてことがありませんか?チェックしてみましょう!
先月の受注数は何件でしたか?
客単価は大体いくらぐらいでしょう?
お客様はどうやって御社のショッピングサイトを訪問していますか?
…このような質問に、パッと答えることができますか?
「売上があがらないな~」と言いながら、実はショッピングサイトの”現状”をあまり把握できていない担当者は意外と多いものです。
実店舗であれば、一日の来客数を把握したり、お客様一人一人がどの商品を手に取ったかを計測することはほとんど不可能ですが、ショッピングサイトであれば全て可能です。
現状を把握することで、今後の予測をたてたり、計画を練ったりすることができ、その後は実行した施策に効果があったのかどうかを判断することができます。
まずはショッピングサイトのアクセスを解析し、数字で明確に現状を把握するようにしましょう。
実店舗とショッピングサイトの違いはいろいろありますが、大きく違うところのひとつが「接客する店員がいない」という点です。もちろんこれは人件費がかからないので24時間営業できる、という大きなメリットですが、逆に考えると質問したりアドバイスをもらったりすることができない、というデメリットでもあります。
実店舗で買い物をするとき、店員に聞きたいと思うことは何でしょうか?
ちょっと想像してみましょう。
いろいろ考えらえますよね。実店舗であればすぐに聞くことができますが、ショッピングサイトはそういう訳にいきません。つまり「こういうことを質問されるんじゃないか」と思うことを、全て書いておく必要があるのです。
自社の商品について、実際に質問されることはもちろん、お客様が疑問に思うかもしれない、と思うことを一度書き出してみましょう。それに回答していくことで、自ずとショッピングサイトのコンテンツは充実していきます。
ショッピングサイトで一番重要なコンテンツは、商品写真です。掲載していない、というのは論外ですが、意外と1つのアングルで撮ったものしかなかったり、小さすぎて細部がよく分からないものを載せていたり、ということはよくあります。
ショッピングサイトのデメリットは「実物を手に取って見ることができない」という点です。洋服や靴の試着はできませんし、手触りや匂いも感じることはできません。このデメリットを可能な限り払拭するため、商品写真は非常に重要です。
掲載する写真はなるべく大きく、もし可能なら拡大表示ができるようにしましょう。
複数のアングルから撮影したものを何枚も掲載し、使用イメージや着用イメージを載せられる場合はそれも撮影すると良いです。写真で伝えきれない使用感やサイズ感、手触りなどの情報は、文章でも掲載しましょう。正確なサイズ、重さももちろん文章で掲載してください。
街で買い物をするとき、よく行く店ってありますよね。なぜその店を利用するのか、考えてみたことはありますか?単に家から近いから、会社に行くときに通るから、犬の散歩コースにあるから、など、立地環境による理由はもちろんあります。でも居心地のいいカフェだから、いつも特売品があって安いから、気に入っているブランドの店だから、などの理由で、贔屓にしている店=ファンになっている店があるのではないでしょうか。
ショッピングサイトもまったくこれと同じで、サイト自体が観ていておもしろいものだったり、タイムセールが行われていたり、買い揃えたくなるような商品が売られていたり、そんな理由で何度も訪問し、複数回購入するサイトが必ずあります。つまりリピーターになってもらうことは、サイトのファンになってもらうことなのです。
単にリピーターを増やすというと、リターゲティング広告を出稿するとか定期購入の商品を売るとか、そういった発想になりがちですが、ファンになってもらうことを主として考えると、もっとできることがありそうですね。
いかがでしょうか?前編として4つの項目を挙げましたが、すべてクリアできていましたか?
後日、後編として続編を公開しますので、ぜひご覧ください。
「基本的なことすぎて参考にならない」と感じた方は、ショッピングサイト上級者かもしれません。さらなる集客数アップのための広告出稿や、改善施策のまとめるためのアクセス解析など、一歩進んだ購買数アップ方法をお考えになってみてはいかがでしょうか。当社でもお手伝いできるサービスがたくさんございますので、ご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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