ホームページに「完成」はなく、ずっと手をかけて育てていく必要があります、と何度かお伝えしてきましたが、具体的にどうすればいいのでしょう?
ホームページの運用には
など、いくつか方法はありますが、
いずれにしても「更新さえしていればそれでいい」というわけではありません。
今日は「作って終わり」のホームページにしない為にはどうすればいいのか、考えていきましょう。
ホームページには必ず「目的」があるはずです。
もちろんどんな目的かはそれぞれ、
など、いろいろなパターンが考えられます。
ホームページを作るときは、「何のために作るホームページなのか」を明確にし、その目的に向かって作成・運用する必要があります。
何もかも細かくスケジューリングする必要はありませんが、どれくらいの頻度で更新するか、ホームページのこれからについて、事前に決めておきましょう。
「手があいた人がブログを更新するようにしましょう」や「気が付いた人が積極的に新着情報をアップしていきましょう」というように、曖昧なスタートを切ってしまうと、「本来の仕事が忙しいから」「誰かがやってくれていると思った」という結果になりがちです。
初めは「これぐらいならなんとか出来るかな」というレベルの、例えば「毎週水曜日にブログ1件を更新する」というようなルール決めをしましょう。
担当者も1人だけに決めてしまわず、複数人で順番に回すなど、担当者不在の場合も想定したルールにすると良いかもしれません。
これも事細かく決める必要はありませんが、最低限ホームページの目的に沿った更新内容にする必要があります。
例えば『会社のファンを増やすためのホームページ』なら、親しみやすいブログを書くと効果的ですし、SNSでユーザーとコミュニケーションをとるのも良いでしょう。
『受注につなげるためのお問い合わせを受けるホームページ』であれば、ユーザーが知りたい、疑問に思うようなことに回答したり、他のユーザーのアンケートをとって”お客様の声”として公開するなど、より魅力が伝わる更新にする必要があります。
逆に『商品を販売するためのホームページ』なのに、新商品の案内や新入荷の情報を更新せず、会社のアピールポイントを延々更新しても、あまり意味はありませんよね。
ホームページの目的を明確にした上で、担当者全員がより効果的な更新内容を共有し、それに沿った情報を公開していきましょう。
効果的な更新内容を決めたものの、それが本当に効果的なのかどうか、それを知り、改善を繰り返す必要があります。
ここで便利なのがアクセス解析です。
アクセス解析とは、ホームページに訪れるユーザーの環境や特性を調査することです。
ホームページ内で人気のあるコンテンツはどれなのか、不人気なコンテンツはなぜ不人気なのか、アクセス解析をすることで、ホームページがどんな風にユーザーに見られているかを知ることができます。
一生懸命書いたブログが、ほとんど閲覧されていない…ということも少なくありませんが、アクセス解析をすれば「なぜ閲覧されないのか」を知ることができます。
「リンクボタンが小さくて見つかりにくいかな?」「記事が長すぎて読むのがつらいかも」というように、閲覧されない理由を探っていくことができるわけです。
現状の問題点が分かれば、細かく軌道修正をして、また効果を確認して…と改善していくことができます。
アクセス解析は、自社で決めた目的やそれに沿った更新ができているかどうかを図るために、非常に便利です。
ホームページの運用は、地味でこまごまとしているため、後回しにしてしまうことがよくあります。
忙しかったり、制作会社に依頼する手間を惜しんだりしているうちに、放ったらかしになってしまう…ありがちなケースです。
でも、実店舗の場合はどうでしょう。オープンしたっきり、店員がいなくなってしまうとか、一度も商品の入れ替えをしない、なんてことありませんよね。シーズンものの商品を増やしたり、セール品をよく見える位置に陳列したり、必ず手をかけてお店づくりをしているはずです。
ホームページの場合も全く同じです。
お客様(ユーザー)がどうすれば便利に快適にホームページを見てくれるか、どうすれば買いたいと思ってもらえるか、どんなコンテンツが望まれているか、日々考えていきましょう。
ホームページ運用やアクセス解析のご相談は神戸のホームページ制作会社ユーシステムまで!
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