クラウドサービスとは

クラウドサービスを使ったことはありますか。
クラウドサービスは、身近に存在します。しかし、普段からそのことを意識して使っている人は少ないでしょう。

今回はクラウドサービスについて、紹介します。

クラウドサービスとは

クラウドサービスとは、インターネットを介して、ユーザにサービスを提供することです。

クラウドとは、単にその仕組みを言い、クラウドサービスはそのクラウドを用いたサービスです。

クラウドの語源には諸説あります。その中の1つには、クラウドはインターネットを介して使うため、その先に何があるのかがわかりにくくなっています。これを、地上からその先がわからない雲に重ね合わせ、クラウド(雲)と言われているとする説があります。

実際には、クラウドサービスを提供する企業が、サーバなどのIT機器を保守管理しています。利用者はインターネットを介してそこにアクセスし、データやソフトウェアを利用できます。

クラウドサービスの特徴4つ

次に、クラウドサービスの特徴を4つ、紹介します。

① 場所や端末を選ばない

ユーザは、インターネットを利用できる環境であれば、いつでもどこでもどんな端末でも、自由に使えます。

② 初期費用が安い

自社でサーバを持つ必要がありません。つまり新たなIT機器の購入は必要ありません。導入時の費用は、サーバやパッケージ製品を購入するよりも安くなるでしょう。

③ 手間がかからない

機器のメンテナンスやソフトウェアの更新は不要です。これらは全て、クラウドサービスを提供する企業が行ってくれます。

④ クラウドサービスの主な4種類

クラウドサービスには、様々な種類が存在します。今回は、主な4種類を紹介します。

1. ストレージサービス

ストレージサービスとは、インターネットを介してデータを保存できるサービスです。

インターネット環境があれば、様々な種類のファイルを保存することができます。また、利用したいときには、ファイルを開いたり、PCにダウンロードすることができます。

代表的なサービスとして、DropboxやEvernoteが挙げられます。
(記事「クラウドサービス事例_ストレージサービス編」へのリンク)

2. Web会議サービス

Web会議サービスは、インターネット環境があれば、映像と音声のやり取りができるサービスです。

PC1台で利用できます。予めPCにWebカメラ、マイク、スピーカーの機能があるか確認しておくと良いでしょう。どこでも利用できる上に、スマートフォンやタブレット端末にも対応しています。サービスによっては、メッセージやファイル、PCの画面などを共有する機能も備わっています。

代表的なサービスとして、ZoomやMicrosoft Teamsが挙げられます。
(記事「クラウドサービス事例_Web会議サービス編」へのリンク)

3. グループウェアサービス

グループウェアサービスは、企業の情報を一元管理するサービスです。

インターネット環境があればどこでも、スケジュールや、ワークフロー、インフォメーションなど、迅速に情報共有することができます。

代表的なサービスとして、サイボウズOfficeやDesknet’s NEOが挙げられます。
(記事「クラウドサービス事例_グループウェアサービス編」へのリンク)

4. CRMサービス

CRMとは、顧客関係管理です。CRMサービスは、顧客についてより正確に理解し、最適な戦略を進めるサービスです。

こちらもインターネット環境があれば、情報の閲覧、書き込み、共有などができるサービスです。サーバは不要で、豊富な機能が揃っています。

代表的なサービスとして、Salesforceやkintoneが挙げられます。
(記事「クラウドサービスの事例_CRMサービス編」へのリンク)

今回は、クラウドサービスについて紹介しました。
クラウドサービスは、非常に便利なため、急速に普及しています。またサービスの数と種類も増えています。一方で、様々なデメリットも存在します。
クラウドサービスの導入に少しでもご興味ありましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。